深呼吸する言葉・ひんやりデブ
変わらないものなんてないんだよ、って高校のださい制服着てる自分が笑ってて、あぁ私は昔賢かったんだな、って。
深呼吸する言葉・ひんやりデブ
こんな場所来なきゃ良かった、こんな世界知りたくなかった、って泣きながら、喚きながら、のたうちまわりながら、でもまだ、地面に爪を、立ててる。
深呼吸する言葉・ひんやりデブ
孤独なんてそんな格好つけた言葉嫌いだけどわたし一生誰とも分かり合えない気がする。
深呼吸する言葉・ひんやりデブ
あなたが、あなた達が、何かものを作っててくれてよかった。もしあなた達と会えなくなることがあっても、それがあるから、あなた達のこと忘れなくて済むから。
深呼吸する言葉・ひんやりデブ
もしあなたに出会えたら、世界で一番しあわせにしてあげる。でも、まだ準備できてないから、もうちょっと待っててね。まだ見ぬぼくの赤ちゃんへ。
深呼吸する言葉・ひんやりデブ
飲み会の後、終電逃した。二次会に誘われなかったことには安心しながら、ネカフェでシャバシャバのメロンソーダを、一人で飲む。そんな薄い夜。
深呼吸する言葉・ひんやりデブ
10年後とか20年後のことなんて、考える余裕ないよ。明日笑っていられる自信すら、ないのに。